Feinting and Shielding 2

The Spanish Soccer Coaching Bible: Youth and Club

よくある場面として,エリアで体を捻りながらターンするストライカーと対峙したディフェンダーがコーナーにクリアして危機を免れる。
これはほとんどストライカーがボールを隠すことができなくてボールコントロールにミスが生じるからである。
フットボールでは,ボールにチャレンジしてポゼッションを奪い返すのは難しい。しかし,これが出来るようになればボールと相手の間に入り込んでシュートを打たせないことが可能になる。

Feinting and Shielding

Feinting and Shielding

子供が13歳になったら,我々ができるだけアウトラインを示しながら,あらゆるスキルに慣れ親しまなければならない。この段階ではフェイントとボールを相手から隠すことを覚え始める段階である。これらのテクニックはとても難しいために十分マスターしないままに次の段階に進んでしまう。 バスケやハンドボールがボールを隠すために体の使い方を利用してこれらのテクニックを十分活用しているのに比べ,フットボールの世界では残念ながらいまだ十分とはいえない。

ボールを隠すとは,相手に奪い返されないために体と立ち足を相手とボールの間に入れることである。普通はドリブル時に使われるが,それ以外にもパス,シュート,ボールコントロールの際にもよく使われる。前方に敵がふさがっていてボールコントロールしかできないことがままあり,それはシュートやパスにも当てはまる。

同時に相手が素早くて,ボールを追っかけながら奪い返す場合に走りながらボールと相手の間に体をいれる戦術は有用でもある。

LOOK UP

The Spanish Soccer Coaching Bible: Youth and Club

私のメソッドとルックアップの技術を体験した,あらゆる突出した才能を持つ選手は,優れた周辺視野を持つ。

かつて,とても優れた才能を持つ選手がいたが(彼はプロになりやがてフル代表にまで上り詰めた)ボールしか見ない癖があった。どんなトレーニングをしようがアドバイスをしようがすべてが無駄に終わった。 彼はボールの催眠術にかかっているようだった。
そこである日,以下のことをやった。
長くのばした定規をヘソからあごにくくりつけたのだ。不快この上ない措置で,彼はボールを見るために顔を下げることをようやく思いとどまるようになった。

いくつかのトレーニングセッションの後で,私はやりすぎだったかもしれないと考え,彼から定規を取り外した。しかし驚いたことに,数分後,「コーチ,私にはまだ定規が必要です」と彼は言い出した。

ご想像のように,問題を修正しようとする彼の自己判断のなせる業であった。
彼は数年後,恐ろしくゲームの読める優れた選手となり,ルックアップがこれを支えている事実に感謝した。