Feinting and Shielding 2

The Spanish Soccer Coaching Bible: Youth and Club

よくある場面として,エリアで体を捻りながらターンするストライカーと対峙したディフェンダーがコーナーにクリアして危機を免れる。
これはほとんどストライカーがボールを隠すことができなくてボールコントロールにミスが生じるからである。
フットボールでは,ボールにチャレンジしてポゼッションを奪い返すのは難しい。しかし,これが出来るようになればボールと相手の間に入り込んでシュートを打たせないことが可能になる。

Feinting and Shielding

Feinting and Shielding

子供が13歳になったら,我々ができるだけアウトラインを示しながら,あらゆるスキルに慣れ親しまなければならない。この段階ではフェイントとボールを相手から隠すことを覚え始める段階である。これらのテクニックはとても難しいために十分マスターしないままに次の段階に進んでしまう。 バスケやハンドボールがボールを隠すために体の使い方を利用してこれらのテクニックを十分活用しているのに比べ,フットボールの世界では残念ながらいまだ十分とはいえない。

ボールを隠すとは,相手に奪い返されないために体と立ち足を相手とボールの間に入れることである。普通はドリブル時に使われるが,それ以外にもパス,シュート,ボールコントロールの際にもよく使われる。前方に敵がふさがっていてボールコントロールしかできないことがままあり,それはシュートやパスにも当てはまる。

同時に相手が素早くて,ボールを追っかけながら奪い返す場合に走りながらボールと相手の間に体をいれる戦術は有用でもある。

イタリアの守備

イタリアの伝統的な守備はディアゴナーレ(対角線)な位置取りをとる

場合によってダブルマーク,トリプルマークがつく

http://www.football-lineups.com/match/15397/

イタリアの守備

逸機・ナビスコ

カト9監督は主力の柳沢,シジクレイをベンチに置いたおもいやりスタメンで試合は始まる。が,神戸は前半途中から若干後手に回る。
考えられれる原因としては
吉田,レアンドロが横並びの関係になる時間帯が多かったため,ファーストディフェンスが曖昧になっていたこと。そのためサンガの中盤の底の佐藤勇人,加藤にプレッシャーが掛からないでフリーで裁かれていたことが挙げられる。

前半の神戸

攻撃でも右SBの角田のところを狙っていたのはわかるが,相手の布陣が4-3-3であるならば,神戸のワイドがサンガのSBとウィングの中間地点でボールを受けてサイドから揺さぶる意識がもっと欲しかったところ。またお互いコンパクトな状況だったが,縦ポンで2トップを走らせるだけになりがちで,ボールが落ち着かないし工夫とアイデアに欠ける攻撃が散見された。細かいミスも多く,技術の精度が甘い。

後半,サンガは柳沢を投入。角田を下げ手島が中央,増島が右SBへスライド。神戸は吉田を下げるちょい前に,4-2-3-1ぽい形から石櫃がシュートまでもっていったがわずかに外れる。得点が欲しい神戸は吉田を下げ,松橋を入れたが結果的にこれがまずかった。馬場の右足アウトでカーブをかけたシュートがネットを揺らすも,その後は,全体を俯瞰しながら周囲を動かし,同時に使われる動きのできる吉田,栗原がピッチからいなくなったことで(栗原は松岡のボールが顔面に当たったアクシデントによるものだが),4-3-3に移行しても攻撃はひたすら裏狙いで走らせるだけに終始した。

いくつかチャンスを作るもののサンガディフェンスや水谷は最後まで集中を切らさず,逆に神戸の左を崩されたのを起点に,中央,右までもっていかれ田原のバイシクルで追いつかれる。数分前にも同じパターンで佐藤のミドルを喰らっていただけにサンガの狙いの攻撃だったんだろう。

結局,自らの手で予選通過を逃した結果に。ピッチに最後まで残っていた選手のなかで,いまだに戦術的動きを消化できない選手,技術的に明らかにJ1レベルに達していない選手がいたことが選手層の薄さの証明か。